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給食に2件の異物混入

給食の異物混入について説明する、左からオキコ㈱石垣事業所の金城武広所長、㈱なかみちの宮良里伺代表、成底敏広石垣市学校給食センター所長、天久朝市教育部長=12日午後、市教育委員会

給食の異物混入について説明する、左からオキコ㈱石垣事業所の金城武広所長、㈱なかみちの宮良里伺代表、成底敏広石垣市学校給食センター所長、天久朝市教育部長=12日午後、市教育委員会

石垣市教委 食前発見、健康被害なし パンと米飯に調理器具金属片

 石垣市教育委員会は12日、公立学校の給食で10日までに2件の異物混入があったと発表した。県学校給食会委託の業者が調理、提供したパンと米飯に金属片が混入していた。いずれも調理器具の劣化による欠片の一部。2件とも食前に発見され、児童生徒らに健康被害はなかった。調理器具はすでに撤去か修繕を終えている。

 市立学校給食センターの成底敏広所長と調理業者の代表らが市教委2階で会見して明らかにした。

 それによると、1件目は5月28日、オキコ㈱石垣事業所(金城武広所長)が製造した「あみパン」1個の表面に幅約6㍉、薄さ約1ミリの三日月形のアルミ片が付着していた。小学校の給食時間に児童が異物に気付いた。

 学校が給食センターと同社に連絡。同社は同日中に、パンを焼く際に使用する天板のかけらと特定し、天板2枚を撤去した。天板を洗浄する際に金属のヘラで削ったことが原因。今後は金属ヘラの使用を禁止、定期的な天板の目視点検を行うとしている。

 2件目は7月10日、㈱なかみち(宮良里伺代表)が製造した米飯に約3㍉の金属片2個が確認された。中学校で給食当番の生徒が米飯をよそうとした時、ご飯箱の中に異物を発見した。

 同社は、大型炊飯器の溶接部分のかけらと特定。翌日に劣化部分を除去し、再溶接を行った。夏休み期間中に炊飯器を分解して再点検し、来年1月からは新しい炊飯器を導入するとしている。

 会見で金城所長は「児童はじめ保護者、学校、給食業務に関わる皆さまに多大なご迷惑をおかけした」、宮良代表は「子どもたちの食育に関わる者として大変申し訳ないことをした」とそれぞれ謝罪した。

 1件目の異物混入確認から1カ月以上経過後の公表となった理由について市教委は、調理業者の報告書提出を待っていたと説明、「今後はすみやかに公表したい」とした。

 成底所長は「子供たちに安心安全な食の提供ができるよう努める」、天久朝市教育部長は「児童生徒の安心安全を第一に守るという観点から重く受け止めている。ご心配とご迷惑をおかけした」と述べた。

■市内中学校 異物発見、給食中止せず 

 県教委管理指導手引き 順守されず再度確認周知

 給食時間中に異物混入が確認された場合の対応について県教育委員会は「学校給食における管理・手引きの指導」で「直ちに給食を中断」するよう求めているが、市内中学校で7月10日に発生した事例では異物発見が給食開始前であったにもかかわず、給食は中断されなかった。

 市教育委員会によると、5月28日の1件目の事例では、児童がアルミ片の付着に気づいたのが給食時間終了間近だったため、給食の中断は行われなかった。

 これを受け、市教委は異物混入時の対応について各学校長に県の指導を通知していたが、7月10日の異物混入時には指導通りの対応はとられなかった。市教委は、再度確認するよう各学校長へ周知する、としている。

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