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新型コロナ 第2波備え、対策に力

東運輸は路線バスの運転席にビニールシートを設置。席も減らすなど感染症対策を行っている=11日午後、同社バスターミナル内

東運輸は路線バスの運転席にビニールシートを設置。席も減らすなど感染症対策を行っている=11日午後、同社バスターミナル内

先島交通では乗客が下車すると、専用の消毒液で車内を除菌する=11日午後、同社前

旅行者に貸した大型バスで除菌作業を行うレンタカー業のスタッフ=11日午後、SMILEレンタカー

透明シート/除菌作業/電子決済 バス・タクシー・レンタカー

 東京都での新型コロナウイルス感染拡大を受け、石垣市内の公共交通機関やレンタカー業でも第2波に備え、対策に力を入れている。バス会社では既存の対策に加え、運転席に透明のビニールシートを設置。タクシー会社では電子決済が客との接触減に貢献し、レンタカー業も車内の除菌に時間を費やし対策している。

■「密」で次発乗車も

 東運輸㈱(松原栄松代表取締役社長)は6月、日本バス協会のガイドラインを参考に、自社でガイドラインを作成して対策。

 指針に基づき、車内の消毒や、運転席と後部座席の窓を開けて外気を通すなど対策。また、運転席付近の客席2席は運転手と距離を保つため利用禁止にした。立ち乗り客同士の間隔が2㍍以上を保てなくなると「密」と判断し、新規利用者を次発バスに乗るよう促すこともある。

 7月に入り首都圏で感染拡大したことで、運転席にビニールシートを設置。今後、第2波に備えて全車両で設置が完了する。

■電子決済が一役

 タクシー会社の先島交通㈱(玉城榮一代表取締役)でもガイドラインに基づき、乗客送迎後の除菌や換気を徹底。除菌はシートやドアノブなど客が触った部分を除菌スプレーなどで消毒。運転手も手指消毒する。

 また、全車両47台にキャッシュレス決済を導入しており、客と金銭授受の接触が減ったことで結果的にコロナ対策として一役買っている。

 同社は、市内4人目のコロナ感染者を知らずに乗せたことがあり、友利彰統括運行管理者は「すでに無症状の感染者がいるのでは、という不安がある。予防に万全を期すしかない」と話した。

■清掃時間2倍に

 レンタカー会社を経営する㈱SMILE(仲大盛航代表取締役)では7月に入り利用者が増加傾向に。保有レンタカー80台中、常時20台ほど利用されている。

 車両返却時は、洗車と除菌を実施。通常、1台当り10〜15分の時間で清掃終了だが、除菌作業が入り時間は約2倍に。客が契約書でサインするペンも消毒の対象だ。

 また、車両の返却が増え、事務所が密になる午後4〜6時の時間帯は、感染対策のため事務所内の冷房を停止。窓を開け換気し、スタッフは文字通り汗を流して働く。仲大盛代表は「書き入れ時なので、万全の対策を取るしかない」と強調した。

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