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新型コロナ 発熱者を八病院へ移送

石垣市が到着ロビーに暫定的に設置した旅行者専用ブース=6日午前、南ぬ島石垣空港

石垣市が到着ロビーに暫定的に設置した旅行者専用ブース=6日午前、南ぬ島石垣空港

石垣市が体制構築 PCR検査を実施へ 協力依頼で強制力なく

 新型コロナウイルス感染防止の水際対策で石垣市は6日、南ぬ島石垣空港に職員1人を常駐させ、到着した乗客のうち発熱の疑いのある客を県立八重山病院に移送し、PCR検査につなげる体制を構築した。空港到着ロビーに県が設置しているサーモグラフィー測定で、37・5度以上の到着客を対象にPCR検査の協力を依頼、医師の判断のもと実施する。県主体の旅行者専用相談センター(TACO)八重山分室(仮称)設置までの暫定的な措置となっており、早期の設置が求められる。

 市は、石垣空港にも那覇空港と同時期のTACO設置を求めていたが、設置時期はまだ決まっていない。入域客数が徐々に回復している状況を受け、3日の八重山地域新型コロナウイルス感染症対策本部での確認を経て暫定措置に踏み切った。

 市によると、職員は交代で毎日午前8時〜午後8時まで常駐。サーモグラフィーで37・5度以上の発熱が確認された到着客に対し、市職員が市新型コロナウイルス感染症等対策条例に基づき協力を依頼、公用車で病院に移送する。拒否された場合は連絡先を専用シートに記入してもらい、職員が後日、健康状態を確認する。強制力がないため、記入さえ拒否されるケースも予想される。

 病院では、医師による診察で感染疑いが高いと判断した場合に検体を採取し検査装置にかける。平日の午後2時までに検体を採取すれば即日で結果が判明するが、検査技師が他の業務も抱えているため午後2時を過ぎると翌日の検査となる。土日・祝日の採取分の検査は平日に回す。

 検査結果が判明するまでの間、観光客の場合は宿泊先で待機してもらう計画だが、ホテル関係者は「できれば結果が出るまで受け入れは控えたい」と後ろ向き。市は石垣空港発熱者対応業務マニュアルを作成しており、宿泊施設の協力をどう得るかが課題となりそうだ。

 一方、TACO八重山分室の開設時期について、所管する県観光振興課は、場所や事業スキーム構築に向け市、保健所、病院など関係機関と調整を行っている。関係機関からは「23日からの4連休を前には設置してもらいたい」と早急な対応を求める声が上がっている。

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