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石垣庁舎工事議案を可決 年度内着工、23年度開庁

竹富町役場石垣庁舎工事委託契約で賛成6人が起立し議案が可決した=19日午前、議場(沖縄銀行八重山支店2階)

竹富町役場石垣庁舎工事委託契約で賛成6人が起立し議案が可決した=19日午前、議場(沖縄銀行八重山支店2階)

竹富町議会最終本会議

 6月竹富町定例議会の最終本会議が19日行われ、竹富町役場石垣庁舎工事委託契約に関する議案が、採決の結果、賛成6、反対5の賛成多数で可決された。討論では、庁舎機能がもたらす町民サービスへの有益性を強調する賛成意見と規模の大きさや事業費30億円余に加え住民への説明不足を指摘した反対意見で割れた。町は今後、大和リース㈱と本契約を結び、ことし11月までに実施設計を完了させ、県と協議し事業費にかかる起債部分が12月に確定すれば、住民説明会を開き、町民に説明することにしている。着工は年度内、開庁は2023年度を予定している。

 賛成討論で大久研一氏=小浜島=は、役場建設のあり方有識者検討委員会が提言した海上交通網整備など西表島大原移転の前提条件に触れ、「旧本庁舎からの危険回避と町民サービス向上、全町民の利便性確保を大前提に執行部から丁寧な説明を受け、議会で議論を深めてきた」と十分に議論してきたことを強調。また「去る3月定例会の一般会計補正予算で庁舎整備費30億6350万円の債務負担行為が全会一致で可決されている」と事業費の正当性を示した。

 山下義雄氏=西表干立=は、入居する関係機関や石垣港離島ターミナルと距離が近いことを挙げ、「今までになかったさまざまな行政サービスが多くの町民に利用されることは、画期的で大きな利便性と利益享受につながる」と賛成。

 反対討論をした山盛力氏=西表豊原=は「延べ床面積4702平方㍍、事業費30億円余の予算に町民は驚きと怒りを示している。役場職員のための庁舎建設にしか見えない」。渡久山康秀氏=西表中野=は「詳細な財源が明確に提示されていない。町民をないがしろにしている」、宮良道子氏=黒島=は「町民への説明がない。順序としては材料を基に町民へ説明し、町民の意見を反映させ再度上程することが望ましい」とそれぞれ反対の意思を示し、議案の取り下げを求めた。

 採決では大久、山下、三盛克美、上盛政秀、仲里俊一、加屋本真一の6氏が賛成、山盛、渡久山、宮良、大浜修、那根操の5氏が反対した。

 これまで石垣庁舎整備について建設的な意見を述べていた那根氏は、閉会後、反対に回った理由を「石垣庁舎を造るのに問題はないが、豪華すぎる規模と予算面で反対した」とした。

  • タグ: 石垣庁舎工事議案竹富町定例議会
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