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クーラー 9月稼働目指す 未整備の八島小と真喜良小

クーラーの無い普通教室で、汗だくで授業を受ける八島小学校の児童ら=16日午後、同校

クーラーの無い普通教室で、汗だくで授業を受ける八島小学校の児童ら=16日午後、同校

 石垣市教育委員会(石垣安志教育長)は、市内の小中学校で唯一普通教室にクーラーが設置されていない八島小学校(仲地秀将校長、248人)と真喜良小学校(比嘉真弓校長、357人)への9月までの設置、稼働に向け調整を進めている。真夏日が続く中、両校では窓を開け、扇風機をかけるなどして、暑さをしのいでいるが、新型コロナウイルス感染予防のためにマスク着用が求められるうえに、夏休みも短縮され、児童らの熱中症が懸念されている。

 市教委はクーラー設置や受電変電施設の更新に向け、国の大規模改造事業に関する補助を申請中。予定では6月下旬に交付決定通知、7月初旬の入札・契約を経て、八島小で主に使用している普通教室12室、真喜良小の15室にクーラーを設置し、9月稼働を目指している。

 市教委は2015年に策定した「石垣市立小中学校学習環境整備計画」に基づき16年度に7年計画で市内小中学校の普通教室のクーラー整備を開始。19年度までに両校以外の学校で完了した。両校の普通教室は、「オープンスペース」と呼ばれる広場とつながっている開放的な設計のため、市教委は「クーラー設置の前に空間、構造に関する検討が必要であったことから、設置順が後になった」と説明している。

 16日午後、八島小学校では、昼休み後の教室に、遊び回って汗だくになった児童らが戻り、兼元星菜さん(10)は「昼休みの後とか、体育の後は暑すぎて死んじゃう」、外間瀧之介君(10)は「授業に集中できないしだるい」と不満を口にした。その他の児童らも「扇風機じゃ足りません」と声をそろえた。

 市教委の担当職員は「コロナの影響で夏休みも短くなったのに、設置が遅れており本当に申し訳ない」としている。

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