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下落傾向に歯止めか 八重山家畜市場

八重山家畜市場の6月セリ初日が開かれ、子牛平均価格が50万円を超えた=13日午後、同市場

八重山家畜市場の6月セリ初日が開かれ、子牛平均価格が50万円を超えた=13日午後、同市場

子牛平均56万円 前月比6万円アップ

 八重山家畜市場で13日、肉用牛の6月セリが始まり、初日の子牛平均価格は5月のセリ値から6万3668円増の56万3033円となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響による下落傾向に歯止めがかかる形となったが、購買者は「枝肉の需要が上がれば回復するが、コロナの動向を見なければならない」と慎重な見方をしている。6月セリは14日まで。

 素牛価格は、コロナ禍で店舗の臨時休業や外出自粛により牛肉の需要減とともに低迷。八重山家畜市場での5月セリ平均価格は49万9365円となり、前年5月の約75万円から約25万円減となっていた。

 この日のセリは、宮良・白保に加え、西表島や与那国など離島の子牛が中心。JAおきなわによると、離島から船で移動するため体調不良になる個体もいることから、初日のセリ値は低くなる傾向にある。

 この日の購買者は前月から2人増の39人。入場した子牛253頭のうち251頭取り引きされた。売り上げは1億4161万7300円。最高価格は雌で89万6500円、雄で86万9000円だった。

 初日の結果を受け、JAおきなわ八重山地区畜産振興センターの担当者は「(全国で)自粛解除となり、飲食店が動いているので下げ止まりとなった。購買者も安定して来ているので感謝している」と話した。

 ただ、セリ平均値は5月平均を上回ったものの、全国的に肉用牛の需要が回復に転じたわけではない。

 佐賀県の購買者は「まだ、観光や輸出の消費は期待できない」と説明。鹿児島県の購買者も「購買者が増えたことでセリの平均値が上がった。まだ回復傾向とは言えないが、枝肉の需要が上がれば回復する」と分析、「7月セリも、コロナの動向を踏まえつつ様子見になるだろう」と話す。

 竹富島の生産農家(62)はは3頭を出荷したが、昨年比で平均25万円ほどの減。「安かった先月の状況が続いている。やはり急には上がらない」と冷静に受け止めている。(金額は税込み)

  • タグ: 八重山家畜市場子牛平均価格6月セリ
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