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県議選の石垣市区(定数2)は…

 県議選の石垣市区(定数2)は次呂久成崇氏(46)と大浜一郎氏(58)の両現職が無投票で再選されて終わった。有権者に多様な選択肢を示せず、投票の機会を与えなかったという点で、政治の責任が問われるべきところだ▼しかし、今県議選は新型コロナウイルスが人と人の密な意思疎通を阻害した。3人目の候補者を生み出そうにも、その環境を許さなかった側面があることだろう▼選挙運動がわずか1日で終わってしまったことによる不利益というものは存在する。竹富町と与那国町では、候補者と直に接する機会はおろか、遠くから見ることさえなかった有権者がほとんどであろう▼5月30日付の本紙によると、県議選告示日の同29日、次呂久、大浜の両氏は石垣島を回って遊説を行った後、無投票当選を決めている。竹富町と与那国町には足を運んでいない。島の有権者たちは新型コロナの対応策を候補者の言葉で聞きたかったのではないか。県議選に参与した気分さえない▼同31日付の本紙でインタビュー記事を読むと、次呂久氏は「人と会う」ことの大切さを強調した。大浜氏は「現場がすべて」と力説する▼取り残された感覚や、しわ寄せを受けているという思いを離島からいかに取り除くか。両氏の行動を有権者は4年間注視し続けることになる。(松田良孝)

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