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春先から島でも多くの方が逝った。世間の自粛…

 春先から島でも多くの方が逝った。世間の自粛ムードは死因がコロナでなくとも葬儀は身内ですませた、法要も家族のみで行うなどのお知らせに変わってきた▼義理あるものは会葬の機会を失しただけでなくお宅への弔問もできず困惑している。先日、同様の身内葬で弔われた友人の太鼓師匠の思い出をビデオで見ていたら関東在住の従弟(享年64歳)の訃報が飛び込んできた▼すぐにでも飛んで行きたいという両親にコロナ渦中は、島に居た方がいいと東京在住の従兄が説得、残された従弟の家族からも無理しないで、自分たちがきちんと葬儀を執り行うので心配なく、様子もオンライン中継するからと説諭し落着。中継は携帯のラインを使うという▼当日、斎場の様子がパソコンにオンラインで鮮明に映しだされた。緊張して画面を見つめるこちらの映像も向こうで見えているらしく喪主が頭を下げ「こんなにお集まりいただいてありがとうございます」のあいさつ。こちらも慌てて頭を下げ喪服で参加してよかったと安堵(あんど)した▼葬儀の読経、弔電紹介、謝辞も明瞭。遺影、供花、思い出写真、参列者もくっきり。宮式霊きゅう車も▼出棺前の最期のお別れで島から届けた花が棺の遺体の顔近くに添えられていたのを見つけパソコンの前で思わず全員が合掌、涙した。(仲間清隆)

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