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きょう経済活動解禁 条件付きに対応割れる

店内飲食の再開を翌日に控えテーブルの消毒を行うスタッフ=10日午後、市内の居酒屋

店内飲食の再開を翌日に控えテーブルの消毒を行うスタッフ=10日午後、市内の居酒屋

石垣市回復プラン(1) 感染警戒し自粛継続も

 石垣市が11日から始める新型コロナウイルスからの回復プラン(1)では、条件付きで経済活動が解禁される。飲食業には地元客と観光客の混在を避ける対策、宿泊業には原則として1週間以上の長期滞在に限った受け入れが求められている。感染防止策を確立して店内での飲食提供を再開する動きがある一方、求められている対策にも新たな感染の恐れがあるとして引き続き自粛する店舗も。対応が割れている。

■入店、最大4組

 約1カ月間、店内飲食を自粛したある居酒屋では11日の緩和に合わせ予防策を決定。通常は14組(56人)の入店が可能だが、最大4組(16人)までの入店に制限し、客同士の間隔を空けた営業を展開する。

 市は飲食店に同居家族を除く多人数(4~5人以上)の入店規制を求めており、「それに近い取り組み」と担当者。5人1組で来店した場合、最大3組限定に変更。10人1組で来店すると貸し切りにすることも検討する。

 一方、エリア分けや隔日入店などによる観光客と地元客の混在回避については「観光客か地元客か判断が難しい」と打ち明け、別の居酒屋店主は「そもそも地元客が感染をおそれて来店しないのではないか。当面、様子をみながらの対応になると思う」と消極的。焼き肉店の店主は「どうしても三密は避けられないので五月中は店内営業を自粛する」と話した。

■宿泊業「難しい」

 観光客の宿泊が激減した市内ホテルの担当者は1週間以上の長期滞在者に限るとの条件に「気持ちは分かるが、現実的に難しい」と冷ややかだ。

 宿泊者は医療、建築の関係者が多いようで、泊まっても1~2泊といったところ。「やむをえず仕事で来ている人ばかり。1週間以上の滞在者のみというのは実態にそぐわない」と指摘する。

 さらに宿泊者の毎日の検温や健康状態の確認を求められることにも「ホテルは警察でも保健所でもないので、宿泊者の体温を調べることは難しい」と疑問視する。

■地元客先行も

 八重山ダイビング協会は11日、営業を再開するが、市と方向性をすり合わせ地元客の受け入れを先行する方針だ。

 ただ、加盟するダイビング業の男性は「地元客と言うほど客はいないので、再開しても集客は見込めない」と予想。逆に、一部の業者が観光客を受け入れていると指摘し新型コロナの第2波を懸念する。

 男性は、県の休業要請が解除される21日か、国の緊急事態宣言が解除される6月1日のいずれかで営業再開を検討しており、「しばらくは海の既存・新規のポイント調査をしたい」と語った。

  • タグ: 新型コロナウイルス石垣市回復プラン
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