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小中学校再開に準備着々 石垣市と竹富町

石垣第二中学校の教室。机同士の距離を十分に保つことが難しい=7日午後、同校

石垣第二中学校の教室。机同士の距離を十分に保つことが難しい=7日午後、同校

登校時に体調確認徹底 新型コロナ防止対策

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため休校措置を取っている石垣市と竹富町の小中学校は、11日の学校再開に向け、準備を進めている。登校時の体調確認の徹底、授業時の三密回避など、感染リスクを抑えた学校運営のすべを模索するが、大規模校では「完全に予防できる保障はない」と不安視する声や、分散登校を望む声も。一方、与那国町は7日に学校を再開。各学校では久々に登校した子どもたちの笑顔があふれた。

 石垣市と竹富町の多くの学校は、登校時に教諭らが児童生徒に対し、校門や教室前で検温記録カードの携帯有無と体調を確認する。カードを忘れた、または体調が悪い児童生徒には検温や診察を施し、場合によっては保護者に連絡して帰宅させるなどし、自己申告漏れを防ぐ狙いだ。

 生徒数492人の石垣第二中学校(友利始夫校長)では、1クラス最大約40人。隣同士の机の間隔はおよそ40~60㌢。友利校長は「離すのはこれが限界」と頭を抱え「できるならば、午前と午後に分けて分散登校させたい。授業時数の確保が2倍かかるが、そのほうが安全」と漏らす。 

 市教育委員会は、分散登校は行わず、全児童生徒の登校を前提とした学校再開の指針を示している。学校教育課は「観光客も減り、石垣市では感染者確認ゼロの日が続いている状態」と説明し「学習を保障するために学校を再開し、入学式、始業式を通して子どもたちの気持ちを入れ替えたい。今後も状況を見て臨機応変に判断する」と語った。

 竹富小中学校(児童22人、生徒7人)の黒島善一校長は「児童生徒数が少ないので3密は避けられる。早く再開したい気持ちと不安どちらもあるが、幸い竹富町では感染者は出ていない。感染予防を徹底し授業を行いたい」と再開に向け気を引き締めた。

 一方、与那国町の小中学校は7日、一足先に授業を再開。このうち与那国中学校では、友人らとの再会を喜ぶ生徒らの笑顔があふれた。寺村有美恵校長は「県立学校の寮に入る予定だった兄や姉が休校に伴い一時帰島したことで、2週間自宅待機を徹底していた子も少なくなく、久しぶりの学校にみんなうれしそうだった」と語り「教室に入るのは10人ほど。距離を保ち、手洗いやマスク着用を励行して授業を進めていきたい」と発奮した。

  • タグ: 新型コロナウイルス小中学校再開
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