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生活物資調達の方策検討 竹富町民「助かる」と期待

竹富町の島々に輸送するため船積みされる生活物資。町が船積みまでを支援する方策を検討している=14日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナ

竹富町の島々に輸送するため船積みされる生活物資。町が船積みまでを支援する方策を検討している=14日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナ

離島間の移動自粛で

 新型コロナウイルス感染防止対策で竹富町が、町民が石垣島に移動しなくても食料品など生活物資を調達できる方策を検討していることが21日、分かった。町によると、石垣市での感染例確認以降、「買い物などで石垣島に行くのが怖い」と不安の声が多く寄せられている。県が20日の緊急事態宣言で離島間の移動自粛を求めていることも踏まえ、町は量販店などとの調整を急ぐ考えだ。

 石垣島への渡航不安に加え、船会社の減便で鳩間島が1日1往復2便、他島が同2往復4便となっているため、往来がしにくくなっている。

 船浮の住民の1人は「買い物は西表島でするようにしているが、どうしても石垣に仕入れの買い物に行かないといけない場合もあるので、島の高齢者に感染させることが怖い」と不安顔、竹富島の40代男性は「島の人も石垣に出るのは1日がかりで、気軽に石垣島にいけない。滞在が長期化すると(感染が)怖いので、石垣には長時間いたくない」と話す。

 西大舛町長は21日、観光客らの来島自粛を呼び掛ける中山義隆市長との共同会見で市民や出身者の竹富町への渡航自粛を求める一方、「町民も石垣島に来ないようお願いしたい」と呼び掛けた。その対策として町民への生活物資輸送支援の早期実施が求められている。

 町民が生活物資を大量購入する場合、石垣島の量販店を利用するケースが多い。その際、店舗まで足を運んで買い物しなければならない。量販店の一部は、サービスとして購入商品の船積みを実施している。

 町が検討している支援策は、町民からどのような方法で商品の注文を受け、さらに量販店からターミナルまで物資を運んで船積みをする役割を誰が担うか、が検討課題。担当課は取材に「職員の対応も含めて調整している」と話した。

 生活物資の輸送では、1日1往復に減便されている鳩間島で深刻だ。

 50代女性は「これまで石垣市内のスーパー、ディスカウントストアに行って買い物をした後、店舗が船積みまでしている。取引先の米屋や肉屋は注文すると品物を船に積んでくれていたが、便数が減って23日からは石垣発が午前8時半になるため、『朝早いので積み込みは難しい』と言われた。町の支援策で購入から船積みまで行ってくれるなら助かる」と期待している。

  • タグ: 新型コロナウイルス竹富町生活物資調達
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