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竹富町教委 海洋教育基本計画を策定

自治体として全国初の竹富町海洋教育基本計画策定を西大舛髙旬町長に報告した委員ら=27日午後、竹富町役場仮庁舎町長室

自治体として全国初の竹富町海洋教育基本計画策定を西大舛髙旬町長に報告した委員ら=27日午後、竹富町役場仮庁舎町長室

全国自治体で初の取り組み

 竹富町教育委員会は海の自然や文化と人との共生に向けた人材を育成しようと「竹富町海洋教育基本計画」を全国の自治体として初めて策定した。2020年度から計画を基礎に、地域と学校が連携・協力し合い海洋教育を学校授業の中で推進させていくほか、海に「親しむ」・「知る」・「守る」・「活用する」の4つの視点を軸に取り組むことで、町全体のアイデンティティーを育んでいく。計画は、2年間の実施期間を設け毎年検証していく。22年4月から本格施行し、5年ごとに見直しを行う。

 計画は、大きな四つの重点項目を設け、▽先人たちの海との関わりや活用法を知り体験することで海洋の価値を再認識する▽海との関わりなどを自ら発見できる力を身につける▽継承されてきた伝統文化と海との関わりを探求する▽持続的に海との関わりを保つため継続的して行動できる力を身につける|など12項のねらいが定められている。

 今後2年間の事業スケジュールで出前事業の企画や実施、交流学習、海洋教育の日(仮称)制定、地域と連携した海洋体験学習、教員研修などを計画。

 計画は2011年に全国で初めて策定した「竹富町海洋基本計画」に掲げられている海洋教育の充実を図るもの。竹教委は19年度から日本財団などが主催する「海洋教育パイオニアスクールプログラム」に採択され、3カ年計画で推進体制構築に取り組んでいる。20年度は実践事例集などを盛り込んだ副読本の刊行、21年度は時間割に海洋科の設置を目指す。

 27日午後、策定に携わった町海洋教育推進委員会(委員長・仲田森和教育長、委員10人)が西大舛髙旬町長に計画策定を報告した。

 委員の竹富町公民館連絡協議会の金武清也会長は「子どもたちが計画を基に海に親しんでもらいたい」、島村賢正町教育委員は「この計画を通し海で離れているのではなく、海で各島、八重山全体、日本国内、世界とつながっていることを伝えたい」とそれぞれ話した。

 推進委は4回の検討会を経て計画を策定した。

 委員は次の皆さん。

 ▽委員長=仲田森和▽副委員長=居原田晃▽委員=及川幸彦、金武清也、宇根和子、松竹祐太、西表晋作、島村賢正、仲田欣五、小濱啓由

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