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竹富町議会3月定例会一般質問 21年度に更新工事計画

小浜配水管・海底送水管

 3月定例竹富町議会(新田長男議長)一般質問最終日は18日、上盛政秀、仲里俊一、那根操の3氏が登壇した。上盛氏がただした新年度実施予定の小浜配水管・海底送水管更新調査測量設計委託業務について、佐加伊勲水道課長は「令和2年度設計、3年度に更新工事を計画している」と答弁した。パイン優良品種の導入について、登野盛恒雄産業振興課長は「ことし8月から9月ごろに県の事業を活用して優良品種の増殖を計画している。増殖後、農家の要望を確認し配布したい」と方針を示した。仲里氏への答弁。(9面に質問要旨)

 西表島古見の東部第2浄水場から小浜島へ延伸する海底送水管は長さ2904㍍。1978年に敷設され40年以上が経過。耐震性を有しておらず老朽化が著しい。配水管も同年に敷設し漏水も頻繁に発生。水道の安定供給に支障をきたしている。順調に計画が進めば、工事完了は2021年度内。

 上盛氏は、海底送水管から島の配水池まで敷設している陸域の送水管更新工事について確認。佐加伊課長は「陸路は既存の送水管を使用するが、測量で陸路部分も含め調査したい」と答えた。今後の渇水対策として「現在、西表島を含め新たな貯水池整備を検討中」と明らかにした。

 那根、仲里両氏は西表島上原地区のデンサ広場整備の進捗(しんちょく)状況を質疑。竹教委の田代仁総務課長は「実施設計は今年度末に完了。工事費の財源をどこから探すか、上司、関係課と調整している。ことし9月までには方向性を見いだしたい」と答弁。

 那根氏は、祖納ウイムラ利活用についてもただした。小濱啓由政策推進課長は、2017年度の祖納ウイムラ地区土地利用策定基礎調査でまちづくりの構想を作り、翌年度の祖納ウイムラ地区3次元測量設計業務で工事請負費が約1億円と試算されたことを説明。「道路単独整備の補助金活用は厳しい。公園、住居施設、交流施設、複合型施設などを段階的に整備する交付金メニューを探して取り組みたい」と述べた。

■前鹿川副町長が陳謝

 総合計画など議案取り下げ

 竹富町の前鹿川健一副町長は18日、3月定例町議会に上程した、竹富町総合計画第5次基本構想・第9次基本計画策定案など3議案を取り下げたことについて「あってはならないこと。大変申し訳なく思う」と陳謝した。

 上盛政秀氏は一般質問で、公務で出張する西大舛髙旬町長の留守を預かる体制について、「町長が留守の間は副町長がきちんと職員を管理すべきだ。総合計画など議案の取り下げは、たるみがあるからでは」と指摘。

 前鹿川副町長は「不手際が起きないよう、全職員への周知、各課長がしっかり認識していく必要がある」と緊張感を持ち業務に当たることを約束した。

 基本計画、第5次竹富町国土利用計画策定案、第2期竹富町子ども・子育て支援事業計画案の3議案は6日の開会初日に上程。誤字脱字が複数確認されたため当局が10日に取り下げた。

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