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新型コロナウイルスの影響…

 新型コロナウイルスの影響で子牛のセリ価格が暴落する中、JAおきなわが運営する久米島家畜市場で、取引された「安福久」血統の子牛の一部で、血統とのDNA不一致が発覚した問題は、県内の畜産関係者の間で波紋が広がっている▼「安福久」の血統は、肥育により良質な枝肉が期待できるほか、繁殖母牛としても有望で、セリでも高値で取引される。去る3月の八重山家畜セリ市場で取引された最高価格は雌雄とも祖父は「安福久」だった▼購買者は、セリ値を子牛の血統と増体などから判断しており、今回のDNA不一致は、その根幹を揺るがすもので、市場に対する信頼が損なわれかねない▼JAおきなわの普天間朝重理事長は会見で、今回の件を謝罪し、県や関係機関と連携し再発防止と信頼回復に全力を挙げる考えを示した▼今回、発覚したのは久米島市場だが、影響が郡内を含め県内各市場に及ぶことが心配されている。各市場では、県外から長年、セリに参加している購買者も多い。それも信頼関係の上に成り立っている▼郡内では八重山家畜保健衛生所が23日に人工授精師を集め、人工授精業務の適正な実施を再確認する。市場への影響を避けるためにも、農家、関係者一体となり、これまで築いてきた信頼を維持する取り組みが急務だ。(下野宏一)

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