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野党から市長不信任決議 「独善的政治手法」と批判

中山義隆市長に対する不信任決議案に賛成する野党の9人(左側)=16日午後、本会議場

中山義隆市長に対する不信任決議案に賛成する野党の9人(左側)=16日午後、本会議場

議会解散に関する決議に賛成する野党9人(左)と会派未来の2人(右側起立)=16日午前、本会議場

石垣市議会最終本会議 賛成少数で否決

 3月定例石垣市議会(平良秀之議長)の最終本会議は16日開かれ、中山義隆市長に対する不信任決議が野党から動議で提出された。平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐる対応や一般質問中に議場から退席した行動などを例に「独善的な政治手法」「民主主義の軽視」などと理由を挙げた。採決の結果、野党の賛成少数で否決された。

 中山市長の不信任決議は、1期目最初の施政方針が盗用と判明した直後の2010年6月議会で野党から提出されたのに続き2度目となる。

 この日の最終本会議では議案採決がすべて終了した直後、新垣重雄氏が「慎重なる協議の結果、市長の不信任決議を提出する」と動議。「10年に及ぶ政権は施政方針盗用をはじめ多くの問題を抱えてきた。特に長期政権となりつつある近年の市政運営は目に余るものがあり、これまでも市民から多くの苦情が寄せられている」として理由を列挙した。

 ▽住民投票を実施せず、多くの住民の気持ちをないがしろにした▽住民投票実施義務付け訴訟の結果を待たずに市有地売却を提案したーとして「独善的で住民を二分し禍根を残すような政治手法」、一般質問中に議場を退席して空転させた行動を「前代未聞の暴挙。民主主義を軽視したもの」とそれぞれ批判した。

 賛成討論では内原英聡氏が「就任したときの純粋な気持ちを思いだしてくれないかと私は質問してきたが、残念なことに市長や部課長らが笑っていたこと。あざ笑いだ。市民は議員に思いを託している。真剣な議論がかなわなかったのが残念。不信任決議の動議を市民の思いとして市長は強く意識してもらいたい」と述べた。

 与党から反対討論はなかった。

 不信任決議には、3分の2の出席で4分の3(16人)以上の同意が必要。出席議員は21人で、16人の同意が必要だったが、賛成は野党の9人だった。

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