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与那国町 新教育長の誕生濃厚

1000日余に渡り教育長が不在となっている与那国町。町当局は19日に人事案を上程する予定=11日午後、与那国町役場

1000日余に渡り教育長が不在となっている与那国町。町当局は19日に人事案を上程する予定=11日午後、与那国町役場

3月定例町議会 教育委員も19日上程へ

 【与那国】教育長不在が長期化していることを受け与那国町の外間守吉町長は13日までに、教育長人事に関して「人選を与野党に一任する形」で調整している。複数の関係者によると人事案は、野党が推してきた教育関係者が選出される見込み。同町は19日の3月定例町議会最終本会議で、教育委員2枠を含めた同意案を上程する見通し。その場合、野党多数の議会で人事案が可決されるため、4月までには新教育長誕生が濃厚で、1000日以上も空席となった教育長不在に終止符が打たれることになる。

 同町の教育長は2017年6月16日、当時の教育長が任期満了で退任して以来、不在が続いている。外間町長はこれまで3度、人事案を上程したが野党多数の議会で否決。野党側は、与那国町出身で教育関係者の人選を求めていた。

 外間町長は取材に対し「私の人選では野党がだめと言っており、聞き入れてくれない。そのため与野党に人選を一任することにした」と経緯を説明する。

 「これ以上、教育長を不在にすることはできない」と危機感を募らせる与党議員の1人は、今後の流れについて「町長は教育委員も含めて人事を出すことになる。教育長は教育関係者になるのでは」と着地点を語った。

 野党議員の1人は「1000日余の不在は任命権者の怠慢」と訴え、「教育経験者を教育長に据えることで、現場とのコミュニケーションも取れる」と教育関係者の人選の必要性を述べた。

 教育委員人事については現在、与野党から1人ずつ人選する方向で調整している。

 与那国町にはこれまで、町公民館連絡協議会、町立小中学校校長教頭協会、文科省初等中等教育局から教育長任命に関する要請などが提出されるなど、地域や国から動向が注視されていた。

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