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新型コロナ、商店街に影響出始める 

新型コロナウイルスの感染拡大でクルーズ船客や修学旅行生の姿が消えたユーグレナモール=7日正午ごろ

新型コロナウイルスの感染拡大でクルーズ船客や修学旅行生の姿が消えたユーグレナモール=7日正午ごろ

売り上げ減少店舗も 「早く終息してほしい」

 新型コロナウイルスの感染拡大で、土産店や飲食店が並ぶ石垣市街地の観光名所ユーグレナモールにも影響が出始めている。入港時にあふれ返っていたクルーズ船客、この時期に来訪する修学旅行生の姿が消えた。前年に比べ売り上げが約3割落ちた店も。一方で、3月に入り、卒業旅行とみられる大学生や臨時休校中の子どもを連れた家族旅行者で閑散は免れており、大きな店舗では客足の鈍化は起きていないという。ただ、どの店舗も観光客の減少を懸念、「4月ごろには何とか終息してほしい」と願う。

 石垣市中央商店街振興組合の仲本勉理事長(65)は「うちはかつお節などを取り扱っている。クルーズ船客が減って1月下旬からの売り上げが通常より2割ほど落ちている。4月までに回復しないと商店街全体が厳しくなるのでは」と不安を募らせた。

 土産店の男性(60)は「昨年より売り上げが3割減った。このままでは、家賃も払えなくなる。今は学生旅行に助けられているが、感染が長引けば旅行自体を控える人も出てくるだろう」と嘆く。

 この時期、修学旅行生でにぎわうという土産店の女性店員(37)は「売り上げが急激に落ちてはいないが、修学旅行生がいなくなったのは痛手。客から『石垣島は新型コロナが発生していないので安心して旅行できる』と声もある。早く落ち着いて活気が戻ってほしい」と祈る。

 商店街に複数の土産店を構える60代の女性は「2月は前年より売り上げが伸び影響はなかったが、3月が心配」と先行きに不安顔だった。

 モール内は政府の臨時休校措置により小中学生連れの旅行者も。家族4人で東京都から訪れた男性(49)は「前から一度は来たかった。子どもたちも休校になったので、有休をとって旅行を決めた」と話した。

  • タグ: 新型コロナウイルス商店街
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