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「花より団子」などの…

 「花より団子」などのことわざは、いつの時代でも、その普遍性で人々の口にのぼる。ただ、ことわざによっては時代に合わず、耳にしなくなって久しいものもある▼そのひとつに「論より証拠」がある。かつては、さあーどうだと証拠を突きつければどんな極悪人でも自分の非を認めて恐れ入りましたとすごすご退場したものだが、最近は証拠を並べられても、あーでもない、こうでもないと反証に努め、なかなか恐れ入らない▼しまいには、最近はやりのフェイク(にせもの)という言葉を持ち出して証拠にけちをつける輩も出てきた。音声も写真も当事者が違うと言い張っている限りにおいては不十分な証拠のままである。密会、不義などのぞき見を看板に売り上げを伸ばした写真週刊誌が近年元気のないゆえん▼国会でもつとに野党が森友、加計、桜を見る会などいろんな証拠を集めて政府を追及しているが、降参して辞職するのは、新入りの失言大臣で、論の立つ古株大臣たちは、すまし弁じ質問者に足を取られないよう務め功を奏している▼国会でさえこんなだもの、こんな調子では「論より証拠」は、ますます世間の片隅に追いやられ「証拠より論」が大手を振るようになるやも▼よって総理に参ったと言わすには指紋やDNA級の論破術が必須となる。(仲間清隆)

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