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石垣市 自殺者、5年で53人

自殺予防に必要な対策に関するアンケート結果

自殺予防に必要な対策に関するアンケート結果

8割以上が男性、対策課題

 石垣市自殺対策計画策定委員会(津嘉山航委員長、委員14人)の第1回会合が17日、結い心センターで開かれた。石垣市の2013~17年の自殺者数は53人(男性44人、女性9人)。人口10万人比で20~40代の男性の比率が沖縄県、国と比べて高いのが特徴。市は、重点的に対策すべき対象者として「勤務・経営者」「子ども・若者」「無職・失業者」「生活困窮者」を挙げている。

 市は、20歳以上の市民2000人(回答者489人、回収率24.7%)と市内3高校の全2年生394人(回収率100%)へ自殺に関するアンケートを実施した。

 その結果、一般で約2割の男性が自分自身がうつ病だと気が付いたときに「何もしない」と解答。男性は精神的な悩みを話すことに抵抗があったり、どこに相談したらよいか分からないといった実情があり、相談せずに追い込まれるケースも。

 また一般の回答者のうち自殺したいと考えたことがある人は、男女ともに約7割に上った。

 予防対策については、相談窓口の設置、多分野におけるゲートキーパーの養成などの声が多かった。

 高校生を対象にしたアンケートで、自身を否定的に捉えてしまう子が6割超と、若年層の抱える悩みが表面化した。

 参加した委員からは「自殺で亡くなられた方の経緯を追うことも必要。誰にも相談できず、亡くなられた方が多ければ気づきの対策強化も必要だと思う」、「子どもたちが、ネットの中の掲示板でSOSを出すことがある。自殺を助長する書き込みがあれば『突発的に自殺するのでは』と心配だ。ネット関係に目を向け防止策を検討してはどうか」など意見があった。

 策定委は、今年度中に全3回の会合を開き、石垣市自殺対策計画を策定する。同計画は国の自殺総合対策大綱の目標年次に基づき、20~26年度までの7年間運用する。4年をめどに見直しも行う。第2回会合は25日に開く予定。自殺防止に向けた具体策について協議する。

  • タグ: 石垣市自殺
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