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気象台に人事院総裁賞 きょう授与式

於茂登岳山頂にある石垣島レーダー観測所

於茂登岳山頂にある石垣島レーダー観測所

百年観測所認定プレートを囲む職員

石垣島レーダーで点検作業を行う職員(いずれも石垣島地方気象台提供)

「百年観測所」などで貢献

 多年にわたる国民生活の向上への顕著な功績で公務の信頼を高めることに寄与した職員や職域を顕彰する2019年度第32回人事院総裁賞に石垣島地方気象台が選ばれ、明治記念館(東京都港区)で12日、授与式が行われる。120年以上にわたる気象観測と山岳気象レーダーの安定運用で気象庁の観測・予報業務に大きく貢献していることが評価された。今年度の受賞者は2個人、3職域。

 気象台は野崎太台長ら29人体制。前身の石垣島測候所が設置された1896(明治29)年12月以降、途切れることなく同じ地点で気象観測を実施、2017年5月には世界気象機関(WMO)から百年観測所に国内で唯一認定された。WMOが定める9項目の基準を満たしていることが条件となっており、世界では116カ所が認定されている。

 1994年3月には於茂登岳にレーダー観測所を設置、安定運用のため、職員一丸となって保守管理業務に取り組んでいる。山頂まで徒歩で約90分。月点検、6カ月点検、業者点検があり、年間で延べ職員100人を動員。足場の悪い登山道を約90分かけて登り、月点検時には山頂で一泊して作業に当たる。

 2010年10月に大雨による土砂災害が発生してレーダー観測業務の運用が休止となった際には、職員が一丸となって復旧作業に当たり、災害発生から15日目に運用を再開させた。

 野崎台長は「歴代職員によるこれまでの業務の積み重ねが評価されたものと受け止めている。台風観測の最前線となる於茂登岳山頂の気象レーダーの運用にも職員が一丸となって取り組んでいる。この受賞を機により一層の誇りと使命感を持って地域のために取り組んでいく」と決意を新たにしている。

  • タグ: 気象台百年観測所
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