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新型コロナで寄港中止 外航クルーズ船急きょ

香港線も22日以降運休

 外航クルーズ船ウエステルダム号(8万2500㌧、旅客定員1916人)は7日、石垣港への寄港をキャンセルした。2月1日に香港に立ち寄った後、5日午後に台湾・高雄を出港、石垣―那覇―長崎―基隆のルートで運航を予定していたが、安倍晋三首相が6日、「船舶内で新型コロナウイルスの感染症を発症した恐れのある者が確認された」として入国管理法に基づき外国人乗客らの入国を認めないと表明、7日午前0時から適用されたため急きょ中止した。 

 市港湾課によると、6日夕に船社側からキャンセルの連絡があった。ほかに、10日に台湾・基隆から寄港が予定されていたスーパースターアクエリアス号もキャンセルの連絡があった。

 赤羽一嘉国土交通相は7日の閣議後記者会見で、外国籍のクルーズ船で乗客の感染が疑われる場合には入港を認めないよう港湾管理者の自治体に要請する考えを明らかにした。

 一方、市空港課によると、南ぬ島石垣空港では毎週火・土曜日の週2回運航している香港エクスプレスが22日以降、2月の運航を休止した。理由について連絡は入っていないが、新型コロナウイルスの影響があるとみられる。

 

■観光への影響を懸念 大型バスや食事提供

 ウエステルダム号の寄港キャンセルで旅客輸送や観光施設などに影響が出た。関係者からは「世の中の流れでキャンセルの可能性はあると思っていたが、今後も続くようなら困る」と不安の声が漏れる。

 大型バス6台の予約を受けていた市内の観光バス会社によると、6日夜に船舶代理店からキャンセルの一報が入った。

 同社は、クルーズ船客を島内周遊観光に案内したり、新港クルーズ岸壁から離島ターミナルまでの送迎などを行っている。観光バス事業全体の3~4割程度の需要をクルーズ船客で占めているという。

 一方、ツアー客に食事を提供している観光施設は、7日の昼食約80食の予約を受けていた。担当者は「用意した食材分はキャンセル料をいただくので問題はないが、今後が心配だ」と心配そうに話した。

  • タグ: 新型コロナウイルス石垣港寄港中止
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