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八商工 誰もが楽しめる旅行を

車いす利用者の砂川洋輝さんから快適な店づくりについて意見を聞く八重山商工高校の生徒ら=28日午後、石垣市真栄里のカフェ「PUFF PUFF」

車いす利用者の砂川洋輝さんから快適な店づくりについて意見を聞く八重山商工高校の生徒ら=28日午後、石垣市真栄里のカフェ「PUFF PUFF」

ユニバーサルツーリズム 生徒が聞き取り調査

 障がいの有無、宗教、文化などに関わりなく誰もが楽しめる旅行「ユニバーサルツーリズム」を学ぼうと、八重山商工高校商業科観光コースの2年生17人が28日午前、石垣市真栄里のカフェ「PUFF PUFF(プカプカ)」(麻中真樹店長)で、市内の障がい者や同店関係者を対象に聞き取り調査を行った。

 「総合実践」の授業の一環として2学期末から取り組んでいる。地元カフェのプロデュースを通して、地元観光への理解を深めるのが目的。

 生徒らは、5班に分かれて聞き取りを実施。市内の視覚障がい者の平良常さん、聴覚障がい者の本村順子さん、車いす利用者の砂川洋輝さんから、快適な店づくりや日頃の生活の中で困った事例などについて聞き、麻中店長からは多様な接客シーンで必要となる会話文などを聴取した。

 今後、聞き取った意見を基にヴィーガン(完全菜食主義者)対応のメニューや集客・接客用の中国語・手話マニュアル、車いす利用者用の補助器具、店内用点字などをつくり、3学期中に同店への提案を目指す。

 「健常者なら通れる場所も車いす利用者は通れず、入店自体諦めることもある」と聞いた櫻田葵さん(17)は「ハンディのある人たちに気を使わせるのではなく、私たちが考えていくようにしたい。学校に持ち帰って機械電気科の生徒と連携し、スロープや台座を作りたい」と決意。砂川さんは「うれしい。誰もがみんなのことを考えられる社会になってほしい」と激励した。

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