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新春凧あげ大会 たこに新年の夢託す

五輪の成功を願い、すべての人にエールを書き込んだ自由だこ。強風の中、高く揚がった=12日午前、南ぬ浜町

五輪の成功を願い、すべての人にエールを書き込んだ自由だこ。強風の中、高く揚がった=12日午前、南ぬ浜町

多くの市民らでにぎわう

 2020年(令和2年)新春凧あげ大会(主催・石垣市教育委員会、共催・八重山凧愛好会)が12日、南ぬ浜町新港地区埠頭(ふとう)用地で行われ、伝統凧とシャクシメー、自由凧の各部に計42組がエントリーした。子(ね)年の絵や文字、五輪マーク、孫や子の名前など、それぞれの思いをたこ紙に書き込み、願いがかなうよう大空に揚げた。

 伝統的なたこの継承・発展を図るとともに、新春の大空に舞うたこに夢を託し、新年の一日を家族で楽しく過ごすことを目的に開催されている。石垣島地方はこの日は曇りで、午前10時ごろには北の風で最大風速8・4㍍、北北東の風で最大瞬間風速14・5㍍を観測するやや風の強いコンディション。

 午前9時の開会式の後、競技を開始した。参加者は家族連れ、友人同士などさまざま。根原瑠菜さん(登野城小3年)は高校受験を控える姉のために八角だこに「合格」の文字を書き入れた。姉の美優さん(石垣第二中3年)は「恥ずかしいけど、ありがたい。プレッシャーにもなるけど頑張って合格したい」と決意を新たにした。

 孫4人の名前と、長女の夫が立ち上げた会社のマークをデザインした八角を高々と揚げていた半嶺智吉(つよし)さん(62)=宮良=は「孫と会社がたくましく成長してほしい」と願った。

 平真の1959年亥(い)年生まれで組織する多田浜会(保田盛秀克会長)は2㍍四方の八角を製作。五輪のマークに、イノシシがネズミにトーチをバトンタッチする姿をデザイン。トーチから立ち上がる炎を石垣島の形にした。保田盛会長は「五輪が成功するように、素晴らしい1年になるように願いを込めたい」と話した。

 小禄直人さん(51)=字石垣=は高さ2・7㍍、幅2・3㍍の宮古凧に、五輪のマークと「みんながんばれ」のメッセージ。「五輪に出場するすべての選手と、他のすべての人に頑張ってほしい。長男も仕事で島を離れるので頑張ってほしい」とエール。長男の和歩さん(20)は「成長して島に帰ってきたい」と意気込んだ。

 閉会式で凧愛好会の仲間清隆会長は「思いのこもったたこが多かった」と評価、石垣安志教育長は「ぜひ来年も伝統凧、趣向を凝らした自由凧に参加してほしい」と呼び掛けた。

 結果は次の通り。

 【ピキダー】

 ▽最優秀=海老澤澄子▽優秀=宮良永太郎▽優良=向川綜一朗

 【八角】

 ▽最優秀=金城優翔▽優秀=大濵安綾▽優良=前田明穂

 【アヨー】

 ▽最優秀=山城凛織

 【シャクシメー】

 ▽最優秀=兼松こはる

 【自由凧】

 ▽最優秀=比嘉門勇▽優秀=細工未桜▽優良=小禄直人

 【奨励】

 ▽教育長賞=多宇栄穂

 【ファミリー】

 ▽教育長賞=根原家

 【八重山凧愛好会賞】

  多田浜会

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