八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

「異常個体は早期通報を」 豚コレラ発生で緊急会議

豚コレラ発生を受け「CSF侵入防止緊急対策会議」が開かれ、県と農家が意見交換した=8日午後、八重山家畜保健衛生所

豚コレラ発生を受け「CSF侵入防止緊急対策会議」が開かれ、県と農家が意見交換した=8日午後、八重山家畜保健衛生所

八重山家畜保健所

 うるま市の養豚場で豚コレラ(CSF)が確認されたことを受け八重山家畜保健衛生所(安富祖誠所長)は8日午後、同所内で市内の養豚農家を招き、「CSF侵入防止緊急対策会議」を開いた。同衛生所は養豚場入り口や作業着の消毒、異常個体を発見した際の早朝通報など水際対策の徹底を確認した。

 同衛生所によると、八重山の養豚農家は2018年12月末現在、石垣市11戸5116頭、竹富町4戸34頭、与那国町1戸47頭で計5197頭が飼育されている。過去に八重山で豚コレラは確認されていない。また、罹患(りかん)した豚の肉を食べても人には感染しない。

 また同衛生所は、8日までに八重山地区の養豚農家へのヒアリングを実施。八重山地区は発生地から3㌔以上離れているため立ち入り調査を行わない。

 会議は午後4時から開かれ、冒頭のみ公開。担当者は、家畜の飼養衛生管理基準とし運用を徹底するよう呼び掛けた。同基準では▽衛生管理区域への病原体持ち込み防止▽野生動物等からの病原体の持ち込み防止▽家畜の健康観察と異常が確認された際の対処―など定められている。

 このうち病原体持ち込み防止方法については▽部外者を立ち入らせない▽出入りする車両の消毒―などを挙げている。

 同衛生所の宇地原務班長は取材に対し「消毒の徹底と、疑わしい豚がいたら家畜保健所に連絡してほしい。早期発見、早期通報がまん延を防ぐことになる」と農家に協力を求めた。

 うるま市の豚コレラ発生は6日、豚の呼吸器症状に異常が見られ、その後に死亡した旨の通知を受け8日、農林水産省が豚コレラと最終判定。隣接する別の養豚場でも豚コレラが確認され、養豚農家2戸1847頭の殺処分が決まった。

  • タグ: 豚コレラCSF侵入防止緊急対策会議八重山家畜保健衛生所
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム