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竹富町 屋外照明の光害対策実施

外灯の光害対策をする業者=大原(紫電舎提供)

外灯の光害対策をする業者=大原(紫電舎提供)

国内初の星空保護区 23年の正式認定目指す

 国内初「星空保護区」暫定認定を受けた西表石垣国立公園陸域内で、正式認定に向け屋外照明を光害対策型に改修する作業が順調に進んでいる。竹富町は公共施設等の屋外照明整備基準・管理計画に基づき、2019年(18年10月~19年9月末)の1年目で町管理の照明638基のうち72基(10%)を改修した。ことし3月までには300基(44%)で実施予定だ。今後も順次進め、計画開始から5年目の23年で全ての屋外照明を改修し正式認定を目指す。

 星空保護区は、六つのカテゴリーに分類されており、石垣島北西部と竹富町全域で構成する同公園は「ダークスカイパーク」として国際ダークスカイ協会(IDA、本部・米アリゾナ州)から2018年3月30日に暫定認定された。

 IDAが定める屋外照明の基準は、照明器具から直接水平より上方向に発する光「上方光束」のゼロと、電球色のような光色「色温度3000ケルビン以下」。町内を調査したところ、510基(74.7%)の防犯灯で上方光束の基準を超えていた。

 このため町は管理計画を策定。1年目10%、2年目20%、3年目25%、4年目35%、5年目10%と各年の積算をもって改修100%を達成する考えだ。

 1年目は、人口の多い西表東部地区の照明129基中72基で実施。照明から光が上方に漏れないよう灯体に遮光テープを貼る作業を優先的に行った。遮光テープで対応できないものについては、メーカーの試作品を試験的に設置したり、灯体そのものを入れ替えたりすることを検討している。残りの西表西部、小浜、黒島、竹富も随時、施工していく。

 町世界遺産推進室で業務を担当する高安壮太さんは「1年目は計画的に作業を終えることができた。このまま順調にいけば、ことし3月末に目標値44%を上回る数の改修も可能だと思う」と手応えを感じている。

 一方、石垣市の同公園内には市管理の屋外照明はない。

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