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障がいの有無にかかわらず、誰でも安心して…

 障がいの有無にかかわらず、誰でも安心して自由に生活できるのがバリアフリー社会である。何も、建物や交通機関などハード面に限ったことではない。石垣市内に住む40代男性の車イス生活者から次のような体験を聞いた▼仕事仲間の友人2人が本島からやってきたので、美崎町で飲食を楽しんだ後、帰宅しようと午後11時ごろ店を出た。外は雨。いつも使っているタクシーの運転手に電話をかけたが、つながらない。後で知ったが、休憩中だった▼仕方ないので、流しを拾うことに。友人が手を上げてくれる。1台目。「車イスだけど大丈夫ですか」と聞くと、「荷物が載っているので無理無理」とそのまま通過して行った。荷物らしきものは見当たらなかったという▼2台目以降もスルーが続き、ようやく5台目で乗車できた。「今日は忙しいんですか」「いやいや、きょうは水曜日なので暇。雨も降っているからね」▼この男性は「止まらなかったタクシーは、車イスだからめんどくさいと思ったのだろう」と推測する。これ以外にも日常生活のさまざまな場面で遭遇するバリアーを挙げながらこう言った▼「僕ら障がい者は元気な人と感情はいっしょなのに、いつ何時人に助けを求めるか分からない立場なので苦情が言いにくい、感情が出しにくい」。(比嘉盛友)

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