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子どもだけで留守番…

 子どもだけで留守番させるのはかわいそうと、古謡のけいこ日に子連れで参加してくる若夫婦がいる。孫に村の方言を親しませたいと同行する年寄りも▼子どもたちの耳には、エー、サー、ヨーなどとしか聞こえていないだろうアヨウ、ユンタ、ジラバの歌詞。退屈して集会場を走り回るか、寝てしまうのではないかと見ていたら、そうでもなさそうだ▼けいこが始まると祖父や両親が楽しんで歌っているのに聞き耳を立て、そのうち紙にひらがなで大書してある歌詞をなぞり口を開いている。ちゃんと歌っている▼初日だからいい子にしてくれているのだろうぐらいに考えていたら、その後も欠かさず出席して歌っている。これまで古謡は年寄りの暇つぶし、歌っている人だけが面白い、どれもみな同じにしか聞こえない、眠るにもってこいなど片腹痛い世評に耐えてきた▼そこで宮良古謡保存会(宮平米浩会長)では先日の第19回石垣市伝統芸能振興大会で一石を投じてみることに。古謡は決して年寄りだけの娯楽ではないことを証明しようと前述の児童を含む老若男女で乗り込んだ▼客席を見て絶句。入場無料のお定まり、空席が目立つ。緑ヶ丘保育園と宮良婦人会の熱演をもってしても客が呼べない古謡公演。前途は多難。(仲間清隆)

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