八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

石垣島の自然環境住民意識調査結果 生活上、優先は環境保全

野底由紀子市民保健部長に「石垣島の自然環境 住民意識調査」の報告書を手渡す八重山青年会議所の上地誠理事長(中)ら=25日午前、市役所議員協議

野底由紀子市民保健部長に「石垣島の自然環境 住民意識調査」の報告書を手渡す八重山青年会議所の上地誠理事長(中)ら=25日午前、市役所議員協議

経済活動、社会福祉の順 八重山JC実施、488件の回答

■市に「施策に生かして」と提供

 一般社団法人八重山青年会議所(JCI、上地誠理事長)は25日、このほど実施した石垣島の自然環境に関する住民意識調査の結果をまとめ、「施策に生かしてほしい」と石垣市市民保健部に提供した。488件の回答があり、生活する上で優先して考えることは▽環境保全▽経済活動▽社会福祉|の順に多かった。JCIは「すべてにおいてバランスが大事」としている。

 生活する上で優先して考えることは「環境保全」(海・陸の豊かさ、水資源、気候変動に関することなど)、「経済活動」(雇用、生産と消費、インフラ、経済活動に関すること)、「社会福祉」(健康・福祉、教育、暮らしに関することなど)、「特になし」の4択。

 男女別でみると、男性は経済活動(35・2%)、女性は社会福祉(36・9%)を最優先。年齢別では、社会福祉を優先する割合が最も高かったのは18~19歳の38・5%。出身地別では、県外出身者の43・5%が環境保全を優先した。

 海域自然環境に対する考えでは、8割超が近年悪くなったと回答。その要因に対する認識は▽赤土流出▽漂着ごみ▽観光客の増加▽生活排水|の順に多かった。

 陸域の景観や生態系などの環境変化については、悪くなったとの回答は6割近く。要因には▽不法投棄▽赤土流出▽外来種の持ち込み▽観光客の増加|を挙げた。

 この1年間で自然環境を守る活動に参加したかどうか聞いたところ、回答者の49・1%が「半年に1回以上した」。具体的な内容については海岸でのビーチクリーン、身の回りのごみ拾い、普段の生活でのマイバッグやマイボトルなど。

 調査を担当した自然環境持続化委員会の前田弘樹委員長は「環境保全が重要だと考えていることが分かったが、優先しているのは環境保全だけでない。自然環境が衰退すれば経済も廃れる。すべてにおいてバランスを取っていかなければならない。市の施策にも生かしてほしい」と話した。

 調査は10月16日から11月9日までの24日間。回答488件のうちオンライン回答368件、記述式回答120件だった。

アンケート結果

※pdfファイルが別ウィンドウで開きます。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム