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1933(昭和8)年1月の「先島朝日新聞」…

 1933(昭和8)年1月の「先島朝日新聞」に、台北の八重山郷友会が新年会を開いたという記事が載っている▼台湾総統府図書館勤務の郷友と台北郵便局勤務の郷友の呼び掛けに150人が集まり、「詩と歌の島の産だけに民謡、手踊りの十八番披露があってすこぶるにぎわった」という▼この記事とは、人数も雰囲気も、そして時代も違うが、すこぶるにぎわったという点で21日夜に台北市内で開かれた大浜龍一さん(28)の送別会は負けずとも劣らない。11人が集まり、このうち、大浜さんの同期や後輩は20歳から28歳までの9人。現役の大学生が5人、台湾での留学を経て就職した社会人が4人という内訳だった▼大学の授業やアルバイト、台湾で働くということ、恋愛観などおしゃべりのネタは尽きることがない。歌や踊りこそ出なかったが、共通の知人を探したり、八重山の街ネタを披露し合ったりして盛り上がった▼来春、八重山の高校を卒業するのを待って台湾へ留学する予定の後輩がいるという話題も。150人もの大所帯に達するかは分からないが、台湾へ向かう流れは途切れずに続いている▼日本の版図だったかつての台湾ではない。外国である台湾で八重山出身者のボリュームは膨らみ、後に続く後輩をフォローする構えは築かれている。(松田良孝)

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