八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

県立八重山病院内科 来月2日から診療変更

来月2日から紹介状なしには受診できない八重山病院の内科=19日午後

来月2日から紹介状なしには受診できない八重山病院の内科=19日午後

医師不足・過重労働軽減 紹介、救急患者を優先

 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は内科の医師が14人から2人減り医師が不足するため、12月2日から内科の診療取り扱いを変更することが19日、分かった。紹介患者、救急患者を優先させるため、紹介状を持たない内科初診患者は民間の医療機関を受診するよう促している。医師の過重労働軽減に対応し、1次医療や2次医療のすみ分けを行う考え。開業医等の診療所を介することで「かかりつけ医師」の定着を図る。

 中核医療を担う同院はこれまで、すべての外来患者を診察してきたが、変更により急患や紹介患者に専念できるほか、地域の病院・診療所などを後方支援することで地域医療支援病院を目指す。

 同様の体制は、県立の北部、中部、南部でも取っている。今後、宮古病院も変更を計画している。

 内科は消化器、呼吸器、腎臓、感染症など各専門に分かれ、それぞれの専門医が所属している。同院の医師は当直、急患ヘリ添乗、オンコール待機など業務負担が大きいなか、限られた人数で業務を行っているという。今回、医師の退職と西表西部診療所へ代わりの医師を派遣するため、内科医は12人に減る。

 篠﨑院長は「開始直後はトラブルも予想される。医師に負担がかかり過ぎると、今後、当院に医師が来ないかもしれない。土日や夜間の救急医療を守るためにも協力をお願いしたい」と求めた。

 2日以降、民間の医療機関に患者の集中が予想される。八重山地区医師会(会員37人)の上原秀政会長は「理事会で理事の方々に伝えた。『仕方がない』という意見や『患者さんのためにならない。八重山病院に頑張ってもらいたい』という声もあった。医師会としてどうこう言えない。あとは会員個々が判断すると思う」と話した。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム