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思わず耳を疑った。国民の血税を自身の

 思わず耳を疑った。国民の血税を自身の後援会の「おもてなし」に使った疑いがもたれる「桜を見る会」騒ぎである。バス17台に分乗して新宿御苑に乗り込んだ安倍晋三後援会は約850人という▼地元後援会といえば選挙のさいの実動部隊。その功労は大きいはず。でも税金で接待すべき何の功績があったか。公的行事を私物化したとの批判も仕方あるまい▼このほかにも入場のさい手荷物検査をしなかったこと、首相夫妻との夕食会「前夜祭」の会費が格安で、首相側が経費の差額を負担したのではないか、などいくつもの疑いがもたれている▼もとより「見る会」そのものが悪いわけではない。吉田茂首相以来70年近い伝統行事だ。皇族や各国大使、閣僚や各界で功績、功労のあった人々を招き、懇親を深めることに異論はないだろう。されど、バス17台分である▼公私混同、税金の無駄遣い、公文書廃棄。一強のおごり。それらのそしりは免れない。結局、「来年度の中止」に追い込まれたが、説明責任は何も果たされていない。首相は今週、国会の集中審議に応じるだろうか。一身に注目を集める▼首相は本日、通算在任日数が憲政史上1位タイになる。この上ない栄誉ながら、桜に炎上中では喜ぶ気にもなれまい。盛りをすぎれば散るのも桜である。(慶田盛伸)

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