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沖縄のシンボル首里城が焼失し、1週間が過ぎた。…

 沖縄のシンボル首里城が焼失し、1週間が過ぎた。鮮やかな朱色の建物は無残に焼け落ち、その焼け跡で警察や消防などが火元の特定や出火原因の究明などに当たっている▼その一方で、那覇市や県内マスコミ8社、石垣市などで首里城再建支援の募金活動が始まり、6日までに那覇市には全国各地から3億5000万円余の募金が寄せられているという▼朱色の建物を焼く炎が未明の夜空を真っ赤に染め、城の骨組みが崩れていくショッキングなテレビ映像に、大きな衝撃を受けたのは沖縄県民だけではない。本土、世界中の人々が深い悲しみに包まれ、再建への思いが共有された▼予算、技術者、材料の調達など、再建には高い壁がある。だが、玉城デニー知事が2022年までに再建計画を策定する考えを示し、国も財政負担を明言した。首里城再建への道筋が見えた▼ただ、再建する際には万全な防火対策が必要だ。延焼を防ぐ水のカーテン「ドレンチャー」は作動したが延焼を止めることができず、4カ所に設置された放水銃には熱風で近付けなかった▼今回の出火原因は内部の電気系統トラブルとみられている。外部からの消火が難しいことが分かった。ならば、内部で火を消すスプリンクラーなどの設置は不可欠だ。あの光景は二度と見たくない。(下野宏一)

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