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自然災害伝承碑新たに公開 国土地理院

明和大津波遭難者慰霊之塔=11月2日午後、石垣市宮良

明和大津波遭難者慰霊之塔=11月2日午後、石垣市宮良

津波大石=11月2日午後、石垣市大浜

石垣市から2基追加 「明和慰霊之塔」と「津波大石」

 【那覇】5日の「世界津波の日」に合わせ、国土地理院は、津波災害の記憶を後世に伝える貴重な資料として石垣市宮良の「明和大津波遭難者慰霊之塔」と同大浜の「津波大石」を含む津波災害関連の自然災害伝承碑27基をウェブ地図の「地理院地図」で新たに公開した。写真とともに▽碑名▽災害名▽災害種別▽建立年▽所在地▽伝承内容|を紹介している。

 ことし6月から公開していた42都道府県109市区町村の328基に、10月31日付で12市町村44基の自然災害伝承碑を追加した。このうち津波災害関連は105基に新たに27基を加えた。沖縄県内では石垣市2基、名護市3基。

 明和大津波遭難者慰霊之塔は、1771年4月24日に発生した大津波の犠牲者を追悼するもので、1983年に建立された。石垣島南東沖を震源とするマグニチュード7・4の地震で大津波が発生、先島諸島に甚大な被害をもたらし、八重山では死者・行方不明者が9313人に上った。

 大浜の津波大石は、年代測定調査で約2000年前の津波で現在の場所に移動したことが分かっている。明和大津波以前にも大きな津波が八重山を襲ったという教訓的要素もある重要な津波石となっている。 

 同院は「津波災害は地域によって数百年、数千年に1度しか発生しないこともあり、自らの経験だけでは教訓に基づく防災行動を取ることが難しい。先人が自然災害伝承碑として残した過去の教訓を災害への備えとして活用してほしい」としている。

  • タグ: 世界津波の日津波大石明和大津波遭難者慰霊之塔自然災害伝承碑
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