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幼少のころ、自宅から少し離れた場所で遊ん…

 幼少のころ、自宅から少し離れた場所で遊んでいたとき、消防車のサイレンが聞こえた。自宅のある西側に向かっていく。胸騒ぎがし、大急ぎで自宅に駆け戻った。無事を確認して安堵(あんど)した▼その日、「家が焼けたと思って心配した」と祖母に伝えた。殊勝な気持ちをほめてもらいたかった。でも、大目玉を食らった。縁起でもないことは口に出してはいけなかったのだろう。この体験があったからか、就寝前にガスコンロの元栓を確認するのが日課となった▼本土で大学卒業を控えた1995年1月17日、徹夜して朝方テレビをつけると、街全体が燃えていた。信じられない光景だった▼一昨日の10月31日早朝、「大変なことになっているよ」と妻に起こされた。テレビを見ると、首里城が炎上している。阪神淡路大震災を想起した。大火を前に人間はなすすべもない。火災の恐ろしさをまざまざと見せつけられた。そして首里城は一夜にして焼失した▼首里城は沖縄独自の歴史、文化を象徴する存在。さっそく、玉城デニー知事は再建を国に要請した。その機運は今後、さらに高まってくるだろう。決して平たんではないが、乗り越えたいと思う。でも、あせるな▼まずは出火原因の究明、そして防火対策の検証を徹底しなければならない。(比嘉盛友)

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