八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

成人式は「20歳」で 影響世代76%が回答

「石垣市成人式のあり方等に関する意見交換会議」で話し合う委員ら=10月31日夕、石垣市教育委員会事務局2階ホール

「石垣市成人式のあり方等に関する意見交換会議」で話し合う委員ら=10月31日夕、石垣市教育委員会事務局2階ホール

石垣市 あり方等意見交換

 成人年齢を18歳に引き下げる民法の一部改正に伴い、施行される2022年度以降の成人式の対象年齢を18歳とするか、現行の20歳とするかについて意見交換する「石垣市成人式のあり方等に関する意見交換会議」(前盛善治委員長、委員11人)の第1回会議が10月31日夕、市教育委員会事務局であり、出席した委員9人は「20歳対象のままで行うのが望ましい」という意見で一致した。20歳対象の式とする場合、「成人式」に代わる式の名称を考える必要があり、今後は21日に開く第2回会議で方向性をまとめ、12月上旬に石垣安志教育長へ報告。市教委はこれに基づき今年度中に方針を決定する考え。

 同会議は市内のPTA役員や自治公民館連絡協議会、市教育委員会の職員などで構成。会議に先立ち石垣教育長が委員を委嘱した。

 会議では「18歳はまだ子ども。大人としての自覚はない」として、18歳を成人とみなすこと自体への疑問の声が多く、18歳を対象に式を行う際の具体的な問題点として「1月に式を行うなら対象者はまだ高校生。制服で出席して成人としての意識を持てるか? 晴れ着を用意するなら進学準備の時期と重なり、金銭的負担も大きい」「進路がまだ決まっていない者も多い。全体としてお祝いという雰囲気になれる時期ではない」などの意見が上がった。

 市教委が9月から2カ月間かけて、民法改正の影響を直接受ける世代(市内中学校3年生、八重山地区高校の1、2年生)を対象に行ったアンケートでは、回答者1329人中76%の1021人が「現行の20歳を対象とした成人式が望ましい」と回答。街頭調査や関係団体への配布アンケートでも355人中73%の261人が「現行の20歳が望ましい」と回答した。

 現行が望ましいとする影響世代の回答理由には、「お酒が飲めないのに式だけ行っても実感が湧かない」などの声も。

 22年度以降は18歳で成人となるが、飲酒、賭博などは20歳まで禁じられている。

 委員からは「これも本音だろう。成人式と合わせて酒を飲むことはひとつの楽しみのはず」と、18歳対象の式が未成年飲酒を誘発しかねないことを危惧する声が上がった。

 委員は次の通り。

 ▽上地拳王(石垣市社会教育委員)▽野原佳人(八重山農林高校PTA会長)▽波照間忠(八重山商工高校PTA会長)▽宮城一雄(八重山商工高校定時制PTA会長)▽古澤和子(八重山高校PTA)▽生盛貴子(八重山特別支援学校PTA会長)▽玉城裕子(石垣第二中学校PTA)▽下地真美(石垣市PTA連合会)▽前盛善治(石垣市自治公民館連絡協議会副会長)▽福島英和(同)▽天久朝市(石垣市教育委員会)

  • タグ: 成人式石垣市20歳
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム