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石垣市消防本部 ドローンを運用開始

災害現場や事故現場での救助活動の支援に活用されるドローン。運用開始式で披露された=15日午後、石垣市消防本部

災害現場や事故現場での救助活動の支援に活用されるドローン。運用開始式で披露された=15日午後、石垣市消防本部

災害時に空から救助支援

 石垣市消防本部(大濵安久消防長)は15日、災害現場の状況を迅速に把握するため、小型無人機(ドローン)の運用を開始した。県内の消防機関としては島尻消防本部や那覇消防局などに続き5カ所目。多様化する災害に対応するため山間部や海で上空からの救助支援のサポートを行う。現在、隊員3人が操縦士の資格を取得しており、今後さらに増やす計画だ。

 同消防本部で行われた運用開始式では、崖下に落ちた人を救助する現場想定訓練を実施。機体から送られる映像を基に、崖の形状や救助を求める人の位置、けがの状況などを確認したりスピーカーで声掛けたりして意識の有無を確認、救助へ向かい、隊員たちは機敏な動きで訓練をこなした。

 操縦した識名徹夫消防士長は「市民の安心安全のため、火災現場など人が入れない場所の救助などに活用したい」と決意を新たにした。

 配備されたドローンは、30倍光学ズームや赤外線カメラを装備した重さ約4・7㌔の防じん防水機能を備えた大型1機、要救助者への声掛け用スピーカーやサーチライトを備えた重さ約1・1㌔の小型1機。それぞれ最大飛行速度81㌔、72㌔で火災や自然災害、遭難現場へ向かい、広範囲の探索で早期発見・救助につなげる。

 ドローン購入費などは一括交付金を活用。識名消防士長と池田航、黒島義昭両消防副士長が資格を取得した。

 今後は、夜間飛行の訓練や各出動隊への操縦者配置を行うなど24時間運用できる体制づくりを目指し、ドローンを活用した救助活動などのサポート充実化を図る。

  • タグ: 石垣市消防ドローン
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