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IUCNが西表島調査 区域編入指摘の浦内川など

環境省職員から浦内川について説明を受けるウルリーカ・オーバリ氏(左)とウェンディー・アン・ストラーム氏(左から3人目)=11日午後、浦内川

環境省職員から浦内川について説明を受けるウルリーカ・オーバリ氏(左)とウェンディー・アン・ストラーム氏(左から3人目)=11日午後、浦内川

世界自然遺産登録 地元住民と意見交換も

 【西表】2020年夏の世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際自然保護連合(IUCN)による現地調査が11日、西表島で行われた。IUCNの専門家2人が、緩衝地帯から推薦区域に編入した浦内川中流部分を動力船で上流へ進み、動植物について環境省の職員や有識者から説明を受けた。

 県内最長18・8㌔の浦内川は島の北西部に位置し、400種以上の魚類が生息する生態系豊かな河川。2018年5月、IUCNから「西表島北部と北西部にある重要河川流域における生態系の完全性の担保」として推薦区域に編入するよう指摘を受けていた。

 IUCNの専門家ウェンディー・アン・ストラーム氏、世界遺産部門職員ウルリーカ・オーバリ氏は同日午後2ごろ、河口にある浦内橋上部から川を視察。環境省職員が島全体の図を広げながら新たな推薦区域の場所やその価値、世界自然遺産候補地科学委員会の有識者が希少な水生生物などについて説明した。この後、船で上流へと向かった。

 2人は11日から2日間、西表島で調査をする。12日には地元住民と意見交換も行う。

 IUCNは今回の現地調査の結果を踏まえ、世界自然遺産にふさわしいか評価する報告書を来年5月ごろ、世界遺産委員会に提出。来夏の同委員会で登録の可否が決まる見通し。

  • タグ: IUCN世界自然遺産
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