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西表島で特定外来生物…

 西表島で特定外来生物「シロアゴガエル」が根絶された。環境省が7日、宣言した。2015年に同島上原地区で初めて同島への侵入が確認されて以来、4年余という短期間での根絶となった▼外来生物防除事業の一環として早い段階で地元ボランティアや環境省職員らが通称「シロアゴバスターズ」を結成し、月に数回、夜に同カエルが生息しそうな場所を見回り駆除するなど、根絶に向け地道な活動に取り組んできた成果だ▼だが、石垣島にはそのカエルが生息しており、今後は再侵入防止に向けた取り組みが求められることに▼郡内ではこのほかにもオオヒキガエルやテラピア、ジャンボタニシ、キジやクジャクなど、本来いなかったさまざまな外来生物が生息する▼侵入の経路は、過去に害虫駆除や養殖で導入されたケースやペットが逃げ出したと思われるものなどさまざまだ。近年は、名蔵ダムの放流口で、水槽のこけなどを食べるため観賞用に飼われているプレコが大量に捕獲された。ペットとして飼われていたものがダムに放され、繁殖したものと推測される▼外来生物は生態系に影響を及ぼし、場合によって、固有種の死滅にもつながりかねない。一度、自然に放されると根絶は難しい。外来種を飼う場合は、最後まで面倒を見ることが求められる。(下野宏一)

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