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島から環境と未来考える 12分科会でセッションへ

アイランダーサミット石垣の意義について語り合う基調セッション=3日午後、フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ

アイランダーサミット石垣の意義について語り合う基調セッション=3日午後、フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ

アイランダーサミット石垣 4日間の日程で開幕

 世界各国の島国の有識者約50人を招き、島の視点から地球の環境問題や未来について考える石垣市初のプロジェクト「アイランダーサミット石垣」(石垣市主催)が3日、4日間の日程でフサキビーチリゾートホテル&ヴィラズで開幕した。テーマ別に12の分科会を設け、国内外の専門家らが次世代人材育成、持続可能な開発目標(SDGs)行政、環境と開発、各国島しょ地域の連携、音楽文化や食文化などについてセッションし、課題の共有や知見の交換、新しいアイデアの発見を試みる。

 初日のオープニングプログラムでは、海外島しょ地域の自治体の長やメディアプロデューサー、国連世界観光機関(UNWTO)代表、建築家らが同サミットの意義について基調セッション。

 ハワイカウアイ郡のデュレック・カワカミ郡長は「島は異常気象などの影響を真っ先に受ける場所。私たちが今受けている影響はやがて世界にふりかかる」と世界と島の環境の連続性を強調した。

 イタリアサルディーニャ島セウーロ町のエンリコ・サルバトーレ・ムルジア町長は「地元住民の生活をいかにしてよくしていくかも重要」と指摘。インドネシアのバリ島から参加したメディアプロデューサー、サプトラ・スリウィジャヤ氏は「サミットを通じて新しい知恵、経験を共有して自国に持ち帰りたい」と期待した。

 UNWTOの本保芳明駐日事務所代表は「人が多く訪れることは普段の生活、環境に大きな影響を与えるものであり、一つの指標になるのがSDGs。これにどう向き合うかをサミットを通じて実現できれば」と提言した。

 中山市長はあいさつで「それぞれの島の皆さんと話し合う中で化学反応が起こり、それぞれの島の発展を見いだすことができることを祈る」とサミットの狙いを語った。

 基調講演では建築家の隈研吾氏が登壇。文化、自然資源に恵まれる石垣島や島しょ地域が、クリエイティブな生き方を求める人たちから生活の拠点として注目を集めていることなどを紹介した。

 4日は分科会セッション、5日は伊野田海岸ビーチクリーン活動やアロハフェスティバル、ガストロノミー体験会、地産地消交流会などを行い、6日にクロージングセレモニーを行う。

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