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与那国を直撃して北上 大規模な通信障害発生

暴風雨が吹き荒れ、見通しが悪くなる石垣市内=9月30日午後3時すぎ

暴風雨が吹き荒れ、見通しが悪くなる石垣市内=9月30日午後3時すぎ

台風18号の予想進路

台風18号 登野城で43.2m観測

 大型で強い台風18号は9月30日から1日未明にかけ八重山地方を暴風域に巻き込みながら、与那国島を直撃して北上した。与那国町祖納で午後6時40分ごろ42.2㍍、西表大原で同7時30分ごろ42.7㍍、石垣市登野城で同7時に43.2㍍を観測した。3市町の災害対策本部によると、午後9時現在、人身被害の報告は入っていない。3市町には避難所24カ所で開設され、午後9時までに最大106人が避難した。与那国町は同日午後6時34分、避難勧告を出した。沖縄電力によると、午後8時現在、1010戸で停電が発生している。午後9時すぎから大規模な通信障害が発生、携帯電話やインターネットがつながらない状況に陥った。

 18号の接近に伴い、石垣島地方気象台は午前6時11分、八重山地方に防風警報を発令した。午後から次第に風雨が強まった。午後6時現在、与那国島の南約90キロの海上を25㌔で北へ進み、与那国島を直撃した。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35、最大瞬間風速は50㍍が予報され、猛烈な風が吹き荒れた。

 この日の雨量は午後8時20分現在、西表で183.5㍉、伊原間で104.5㍉、大原で100㍉を記録。暴風雨による農作物などへの被害が懸念される。3市町は1日、被害調査を行う予定だ。

 18号の接近で空と海の交通機関は全便欠航して終日まひ。観光客や住民の足が大きく乱れた。

 沖縄電力によると、午後8時現在、石垣市では大里、桃里、大浜、宮良、白保、盛山、川平、崎枝、登野城、石垣、尾川、名蔵の計130戸、竹富町では小浜。西表島、新城島、波照間で870戸、与那国では10戸の停電が確認されている。

 沖電は事前に本島から16人の要員を石垣市に派遣しており、風雨が収まり次第、地元の要員とともに復旧作業に当たる。

 暴風警報の発令に伴い、郡内の学校は臨時休校となった。県八重山合同庁舎と竹富町役場は午前8時半、石垣市役所は午前10時半、与那国町は正午、それぞれ業務を停止した。

 

■通信障害の詳細不明■

 防災機関相互に連絡とれず

 

 石垣市防災危機管理室によると、通信網の障害は午後9時45分から50分ごろにかけて市内全域で発生した。竹富町でも発生したとみられる。防災機関は相互に連絡がとれず右往左往。住民も台風情報の入手と緊急の連絡ができなかった。

 同室によると、午前0時すぎ現在、通信障害の範囲や原因については分かっていない。

 同室は、消防無線や県防災無線を通して県に連絡するとともに消防車両5、6台を市内に巡回させ、何かあれば消防車両や市役所に連絡するよう呼び掛けた。

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