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全国初の農地公売実施 賦課金の滞納整理に充当

石垣島土地改良区 未収金の徴収強化へ

 未収賦課金が11億円余りと多額に上っている石垣島土地改良区(理事長・中山義隆石垣市長)は24日までに滞納者の農地を公売にかけるなど、未収金の徴収強化に乗り出している。同区によると、土地改良区が公売を実施するのは全国でも例がないという。今年度内はさらに1、2件の公売も予定している。

 公売にかけたのは滞納者の農地2筆(5202平方㍍、9096平方㍍)。8月26日から9月2日まで入札を受け付け、同3日に開札した。800万円余りで売却した。これを賦課金の滞納整理などに充てた。

 賦課金の徴収状況は徴収率60%後半で推移しており、滞納を発生させないためにも徴収率の向上が喫緊の課題。未収賦課金は、監査で指摘されてきた13~17年度までで2億8158万となり、累計では11億5813万円に膨れ上がっている。

 改良区はことし3月の第11回通常総代会で「理事会で差し押さえ対象者などとの話し合いをしている。滞納者を逃さない措置を講じる」(中山市長)と述べていた。

 改良区は「徴収率が上がると農家に還元させる。公平公正の観点から悪質な滞納者には公売も辞さない強い姿勢で臨んでいきたい」としている。

 賦課金は▽基盤整備済み受益地に地積割に応じて賦課する経常賦課金▽基盤整備済み受益地に年度別公庫償還金を地積割に応じて賦課する特別賦課金▽土地改良事業にかかる施設の維持管理費を賦課する管理賦課金―がある。

  • タグ: 石垣島土地改良区農地公売
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