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それって風邪ですか、結核の初期症状では

 それって風邪ですか、結核の初期症状ではないですか? 結核の正しい知識の普及啓発を図る「結核予防週間」(24~30日)が県内で展開されている▼結核はかつて不治の病と恐れられた時代があった。検診や予防接種の普及、化学療法の進歩などにより患者がしだいに減少。現代では過去の病気と思われている一面もあるが、実態はそうではない▼国内では毎年約1万8000人が新たに発症し、約1900人が亡くなっている。2018年、県全体で191人の患者が発生、八重山保健所管内は28人で過去5年間で最多となった▼結核を発症するとせきやたん、発熱など風邪のような症状が現れる。それが長く続くのが特徴となっており、体重や食欲の減少、寝汗をかいたりもする。病気が進行していくと血痰が出始め、重症になると血を吐いたり、呼吸困難に陥ったりする▼症状が風邪と似ているため、結核を発症していてもそれに気づかず、受診の遅れで病状が重くなってから治療するケースもある。そうなると集団感染の危険性が一段と大きくなる▼病気への不安や自分勝手な思い込みは体に良くない。症状が似ていても別の病気であったり、なんでもない場合もある。結核の予防と正しい理解の早期発見、早期治療が最も大切であることを忘れないでほしい。(鬚川修)

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