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カメジローの魅力語る 石垣島上映で佐古監督ら

舞台あいさつで、映画作品に込めた思いを語る佐古忠彦監督(中央)。右は内村千尋さん=16日午後、ゆいロードシアター

舞台あいさつで、映画作品に込めた思いを語る佐古忠彦監督(中央)。右は内村千尋さん=16日午後、ゆいロードシアター

 現在、ゆいロードシアターで上映中の、沖縄の自治を求め米軍の圧制と闘った政治家・瀬長亀次郎の実像に迫ることで戦後史を浮かび上がらせたドキュメンタリー映画「米軍が最も恐れた男カメジロー~不屈の生涯」は16日午後、上映後に佐古忠彦監督と亀次郎の二女・内村千尋さんによる舞台あいさつが行われた。

 作品は元ニュースキャスターの佐古監督が沖縄取材などを通して制作した「米軍が最も恐れた男、その名はカメジロー」に続く2作目。今作ではより、カメジローの人物像にスポットを当て、家族との関係からも見えてくる「人間・カメジロー」の一面も捉え、沖縄と日本の〝戦後史〟を浮かび上がらせた。

 舞台あいさつで、佐古監督は「基地問題に関する本土側からの言説がまっとうではなく沖縄との間に溝があるのは、戦後史が欠如しているからではないか」と映画の制作理由を説明し、「沖縄でも初めてカメジローを知ったという世代もいて、本土と反応は違わない。映画を通して事実の共有ができれば」と語った。

 怒ってばかりの厳格な父親像を抱いていたという内村さんは「怖い父親だったが、日記を読むとなぜ怒ったのかという理由までちゃんと書いてある。写真を見返すと笑っている顔が多い」と、家族から見るカメジローの魅力を語った。

 上映は27日まで。問い合わせは、同シアター(83-3150)。

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