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豊作と無病息災に感謝 住民総出で川平結願祭

大男と中学生2人の迫力ある三人棒の奉納には観客から大きな歓声が上がった=12日午後、群星御嶽

大男と中学生2人の迫力ある三人棒の奉納には観客から大きな歓声が上がった=12日午後、群星御嶽

舞台では川平発祥の「川平鶴亀節」などが次々と披露された=12日午後、群星御嶽

 川平最大の祭り「結願祭」(川平公民館主催)が12日、群星(ムリブシ)御嶽で行われ、地域住民総出で八重山最古と言われる獅子舞や棒、狂言などを奉納し、ことし1年の豊作と住民の無病息災に感謝するとともに来年の弥勒世を祈願した。

 祭りが午後1時に始まると境内を一周する「座見舞い」で場内を清める川平伝統の太鼓(ペッソー)や棒10組、獅子舞などが披露された。引き続き行われた本舞では、神司5人の前で各種奉納や川平小の児童24人による太鼓などが次々と繰り広げられた。

 青年らが互いの鎌棒や刀棒を迫力ある掛け声とともに勇ましくぶつけ合う奉納では、演者が高く飛んだり、六尺棒が風を切ると観客らの歓声が境内に響いた。

 約500年前に川平村の海岸に獅子頭の入った箱が流れ着いたことから八重山郡内に広まったと伝えられる伝統の獅子舞では、2頭の獅子が生き生きと境内を歩き回り、神司に一礼した後は玉で遊んだり、観客を驚ろかせたりして場内を沸かせた。

 舞台奉納では昨年新調したばかりの幕の前で川平村発祥の「川平鶴亀節」や狂言部によるアッコンプル狂言、川平伝統舞踊保存会による「川平白鳥屋節」など芸能が奉納された。

 高嶺善伸公民館長は「川平地区には風光明媚(めいび)な川平湾を擁する景勝地として国内外から多くの観光客が押し寄せる。新しい産業と農業が共存する地域として発展させたいと決意を新たにする」とあいさつした。

  • タグ: 川平結願祭群星御嶽
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