八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

沖縄の政治家としての人生観…

 沖縄の政治家としての人生観、凝縮された言葉が聞く者の心に響く▼歴代の知事は「沖縄の心とは何ですか」と問われ、「ヤマトンチュ(本土の人)になろうとしてもなりきれない心」(故西銘順治氏)、「平和を愛する共生の心」(故大田昌秀氏)、「ウヤファーフジ(祖先)を敬い、誇り高く生きる心」(故翁長雄志氏)と表現。ふるさとにあって、ふるさとの心を失うような社会にしてはならないとの思いであろう▼玉城デニー知事は「ウヤファーフジから受け継がれたチムグクルの考え方を尊重し、…(その)理念を実現したいということがウチナーンチュの心、沖縄の心ではないか」と答えた▼いずれの言葉も沖縄が歩んだ歴史と無縁ではない。先輩たちはのしかかる政治の重圧にただ黙して耐えてきたのではない。重圧の中にあってもふるさとを思い、人としての矜持を保持する努力をしてきたのである▼名歌とぅばらーまは「つぃきぃ みりば むかしぃ ぬ つぃきぃ やしが かわてぃいく すや ひとぅ ぬ くくる」(月をみれば、昔のままの変わらぬ月であるが、変わっていくのは人間の心である)と歌う▼忘れてはいけないもの。八重山の心はとぅばらーまに凝縮されている。本日が大会、「なだっさ かいしゃん」(優しく美しい)旋律が夜空に響きわたる。(鬚川修)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム