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利用ルール周知徹底 米原海岸

ラミネート加工したチラシの貸し出しを受ける観光客=16日午前、米原海岸駐車場

ラミネート加工したチラシの貸し出しを受ける観光客=16日午前、米原海岸駐車場

多言語チラシ貸し出し 石垣自然保護官事務所

 米原海岸利用ルールの周知徹底に環境省石垣自然保護官事務所が11日から本格的に乗り出している。海岸を訪れる利用者に理解を求めようと、周辺有料駐車場3カ所でラミネート加工したチラシを貸し出している。翻訳版のQRコードを掲載したポスターを来週から海岸周辺施設のほかにバスやレンタカー、タクシーの事業所、公共施設、量販店などへ掲示し、ルールの浸透を図るとしている。

 お盆明けの16日も、夏休み期間とあって駐車場は満車状態。米原海岸は多くの観光客らでにぎわいを見せていた。

 チラシは日本語、中国語、韓国語、英語の4種類。海岸利用者の多くがレンタカーを利用していることから、駐車場での貸し出しは有効とみられる。

 家族4人で大阪から来たという男性は「米原海岸は初めて。ルールが項目ごとに書かれていて分かりやすい」、名古屋からの女性グループは「環境に悪影響がない日焼け止めがあることは知らなかった。近くで購入できたら助かる」と話した。

 付近で売店を営む女性は「米原の常連客は、自然が豊かで静かな環境を求めて来ている。いつまでも米原海岸が美しく保たれてほしい」と試験運用の成果に期待を寄せた。

 米原海岸は、良好なサンゴ礁生態系が広がっていることから2007年に西表石垣国立公園に指定。アクセスの良さから年間約40万人が訪れ、シュノーケリングなどで自然観察を楽しんでいるが、自然環境への負荷が懸念されている。

 新たに決められた利用ルールは▽熱帯魚などを捕らない▽生き物にエサを与えない▽環境に優しい日焼け止めの利用▽ライフジャケットの着用▽海岸での喫煙の禁止▽たき火や花火の禁止|など16項目。

 試験運用は7月13日から始まり、来年度の本格運用を前に環境省は今後、必要に応じて試験運用ルールを修正するとともに地域主体の運用体制構築に向けた検討を進めるとしている。

  • タグ: 米原海岸利用ルール
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