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石垣市 人手不足の実態調査へ

有効な対処策施策化 企業収益力向上視野に

 各産業で人手・人材不足が課題となっている状況を受け、石垣市が実態調査と対処策立案に乗り出すことになった。7月8日付で業務を委託しており、今月26日には産業経済団体の代表らで構成する市中小企業振興会議で意見交換する。アンケートへの協力も依頼する。市は今年度内に人手不足の実態を把握し、これに対する有効な対処策を立案、施策につなげたい考えだ。

 商工振興課によると、市では観光客数が右肩上がりで推移する中、各産業分野で人手不足が深刻化。飲食、宿泊、小売り、介護、建設業など人への依存度が高い労働集約分野で特に顕著で、職種のミスマッチが起きている。

 好調な観光で経済が拡大している割には、景気拡大を十分に取り込めていないことから企業の収益力向上や雇用者の待遇改善につながっておらず、「人手不足と関連して本市経済の成長の足かせとなることが懸念される」としている。このため、今回の調査業務では、企業の収益力の向上も視野に入れている。

 アンケートでは事業所に▽人手不足の実態▽人手不足に伴う影響▽各職種が求める人材とミスマッチの状況▽人材確保の取り組みと課題▽働き方改革への対応▽外国人、女性、シニア層の雇用状況と課題▽デジタル利活用や機械導入などの省力化の状況と課題▽景気取り込みにかかる課題や意見|を聞く。

 これを受け、有効な参考事例やモデル事例の分析を行い、対処策の立案につなげる。中小企業振興会は調査業務の内容を検証しながら、市の施策に意見を出すなど次年度以降の取り組みに生かすことにしている。

  • タグ: 人手不足
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