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やはり多くの若者たちは…

 やはり多くの若者たちは参議院選挙の投票に行かなかったとみえる▼先週の小欄で投票率の低いネット世代の若者に対し、米国の高齢者が「若い皆さん、投票しないで」と皮肉で挑発、投票を促そうとの試みを紹介。米国版の呼び掛けが、果たして日本で通用するのかと注目した▼ふたを開けて見ると投票率は48.80%。前回2016年の54.70%を5.90ポイント下回り、戦後最低となった1995年の44.52%に次ぐ2番目の低さ。沖縄選挙区も前回の54.46%を5.46ポイント下回る49.00%だった▼米国版の投票呼び掛けは逆効果や反発など、識者が指摘した厳しい見方が投票率に表れた格好だ。報道から若者たちの声を拾うと「面倒くさい」「関心が持てない」「自分の生活に影響があるとは思えなかった」「投票しても変わらない」と冷ややか▼未来をつくる若者たちが、こうも選挙に傍観者でいると地域や国づくりはうまくいくのか。大切さに気づいた時には、取り返しのつかない事態が待ち構えるということはないか▼参院選の投票率低下から見えるものは「自分には関係ない」と切り捨てる無関心。そこから派生する負の連鎖が、国内外における不安な国づくりを、なお一層増幅させるように思える。より良い社会の構築に、次代を担う若者たちの政治参加は欠かせない。(鬚川修)

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