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言葉の大切さ強調 発達障がい者支援で講話

自身の経験を基に子育ての講演を行う平岡夫妻=15日、西表離島振興総合センター

自身の経験を基に子育ての講演を行う平岡夫妻=15日、西表離島振興総合センター

平岡禎之さん、ワッシーナさん

 【西表】「子育て支援講演会」(八重山福祉事務所・沖縄県発達障害者支援センター主催)が15日、西表離島振興総合センターで開催され、地域住民や保育士らが参加した。講師は、妻のワッシーナさんと子ども4人全員が発達障害という日常を火星人に例えてユーモラスに伝えた本「うちの火星人」の作者・平岡禎之さんと妻のワッシーナさんが務めた。

 講演会では、発達障害についての正しい知識、母と子どもたちの成育歴や、どのように対応して改善していったかなどを紹介。発達障害はあくまで脳の特性で人格の問題ではなく、「みんな同じでなくていい」ということを丁寧に説明した。

 具体的な工夫や取り組みとして、「できないことはやらないでいい」「良質な睡眠をとる」「家の中はシェルター」など10項目を紹介した。

 「子どもの『めんどうくさい』『どうせ無理』などという言葉はSOS。『困った、助けてほしい』と訴えている。そういう時は『どうしたらいいか、わからない』と言えばいい、と教えてあげてください」と話すと参加者は大きくうなずいていた。

 また、ワッシーナさんは「家族ら支援者も疲れている。支援者を支援する試みも必要だと思う」と話した。

 平岡家が薬に頼らず、発達障害とうまく付き合えた理由については「前向きな言葉をかけること。行動や習慣、運命は変えられる」と言葉の大切さを強調した。

 参加した住民の一人は「自分の子育てにもすぐ役立つ、実りの多い講習だった」と話していた。

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