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ベルギーの古都で世界遺産都市のブリュージュ…

 ベルギーの古都で世界遺産都市のブリュージュは、観光客急増を受けた環境悪化により、クルーズ船の寄港を制限することを決めた。先日の外電にあった▼運河が流れる旧市街が魅力のブリュージュには昨年、前年比90万人増の830万人が訪問。その7割余が日帰りで、同市は「3時間で船に帰る団体」より、市内で食事や美術館を訪れる人々のための「質の高い観光」を提供したいとしている。どこかで見たような、あるいは近未来のような風景▼世界自然遺産登録をめざす西表島で、環境省は自然体験ツアーの利用者数を把握するため自動カウンターを設置した。自然への負荷をどの程度とするか、総量規制の資料とするためだ▼右肩上がりを続ける観光入域客数。クルーズ寄港増加が下支えしており、業界も「量より質」への転換を打ち出している。石垣市も観光基本計画で「質の高い観光」への転換をめざす▼島という環境容量を、キャパシティをどう考えるか。石垣なら無尽蔵ではない水資源をどう捉えるか▼観光の光と影。潤いもあれば、自然への負荷もある。どの程度が限界値なんだろう。「量より質」の捉え方や考え方は、さまざまにあるはずだ。那覇空港第2滑走路の供用開始を来春に控え、増加要因がまだ続く。八重山はどうあるべきか。(慶田盛伸)

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